こんにちは、パソコン市民講座 まるひろ東松山教室です。
2022年3月に行われたNTTドコモ モバイル社会研究所による調査によると、日本における60代のスマホ所有率は93%、70代は79%でした。
スマホは、すでにほとんどの高齢者がお持ちになっているんですね。
一方、高齢者向けの情報サイト「シニアガイド」によると、2019年には約20%だった70代のパソコン使用率が、2023年にはなんと約30%に増加していたそうです。
スマホを持つシニアが増えると同時に、パソコンが使えるシニアも増えていることがわかります。
パソコンを使いこなせるシニアが優れている点は以下のとおりです。
1.自己表現や社会参加の拡大
ブログやSNSを通じて、豊富な知識や経験を、若い世代が必要とする情報として発信する側になることができます。
また、音楽や映画、ゲームなどの趣味があれば、新作はもちろん、昔好きだったものでも、世界中の若い世代と一緒に楽しめます。
例えば加山雄三さんは、ゲーム制作に携わるほどのゲーム好きで知られていますし、当時90歳の森浜子さんは世界最高齢のゲームYouTuberとしてギネス認定されました。
シニアだからこそ、音楽や映画の趣味趣向を、同世代や同好の方々と深く共有できるのではないでしょうか。
また、パソコンを使えば、オンラインでのボランティア活動や、地域の情報発信などに参加することができます。
参加しているコミュニティの書類やデータのまとめ、活動のアピールにもパソコンは大活躍しますね。
2.認知症予防
パソコンは認知症予防にも優れています。脳を刺激することで、認知症予防につながるとされています。
さらにタイピングができると両手を使うので、認知症の予防効果は高くなりますね。
3.生活の効率化
パソコンを使って、オンラインショッピングや銀行手続きなどができると、生活が格段に便利になります。
スマホでもできますが、パソコンのほうが一つの画面で多くの情報が確認できますし、パソコンの方が文字入力をスムーズにできるため、より効率的に多くのことができるようになる利点があります。
シニアがパソコンを使えるようになると、これら3つの大きな効果が期待できますが、パソコンを使いこなす上で、タイピングは必要不可欠です。
タイピングと聞くとハードルが高く感じますが、シニアでもタイピングが上達できるコツについてお伝えします。
1.基本ポジションの習得: キーボードの基本ポジションを覚え、指の位置を確認しましょう。
2.練習の継続: 毎日少しずつでも練習を続けることが大切です。
3.タッチタイピングの習得: キーボードを見ずにタイピングするタッチタイピングを習得しましょう。
4.短文から始める: 短文から始め、徐々に長文に挑戦していきましょう。
毎日少しずつ練習を続けることで、タイピングは必ず上達します。
シニアがパソコンを使いこなせると、世間からの疎外感を感じることなく、いつまでもアクティブに人生を楽しむことができるようになりますよ。
まずは、タイピングから頑張ってみましょう！
「パソコン市民講座 まるひろ東松山教室」
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「パソコン市民講座」では、このように受講生の皆様が学習で身に付けたスキルを活かして、より一層楽しくパソコンやiPad・iPhoneなどを日頃から使っていただき、便利な生活を送るためのITスキルを「すべての世代の方々に」ご提供させていただくため、これからも教室運営を行ってまいります。
